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パトカーに追われた車衝突、1人死亡3人重軽傷(読売新聞)

 23日午前0時10分頃、愛知県蒲郡市港町の国道交差点で、男性3人が乗った乗用車と同県幡豆町の無職辻幸子さん(48)の軽乗用車が出合い頭に衝突した。

 この事故で、乗用車の蒲郡市三谷北通、建設作業員鈴木健人さん(19)が全身を強く打って死亡。同市と岡崎市のいずれも19歳の男性会社員2人が頭などに重軽傷を負った。辻さんは軽傷。

 蒲郡署の発表によると、事故の直前に、蒲郡市竹谷町の国道交差点で、同署のパトカーが赤信号を無視した乗用車を発見。停止を命じて赤色灯を付け、サイレンを鳴らして時速約80キロで追跡したが、一時見失った。追跡開始から約2分後、約2キロ先で事故を起こした乗用車を見つけたという。

 蒲郡署の青山明彦副署長は「適正な職務執行と考えている」とコメントした。

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 □ブルーベリーフィールズ紀伊國屋社長 岩田康子さん

 ■命つなぐ食糧に感謝 この「ありふれた幸せ」伝えていきたい。

 −−ブルーベリー栽培からジャム販売、フレンチレストラン経営…と事業は広がっていきました。今はお嬢さん、息子さんともに事業の担い手となっているそうですね

 岩田 息子は「もうここには戻ってこない」と東京に出ていったので、当時はショックでしたね。でも大学夏休みに友達を連れてきたとき、この山の上の自然を友達が「すてきだ」と言ったんです。それから意識が変わったみたい。息子の提案をもとに、高島市に「ソラノネ」という観光農園を開いたくらいです。

 −−農業にも本格的に踏み出されたわけですか

 岩田 「ソラノネ」ではブルーベリーと有機栽培の野菜をつくっています。ブルーベリー摘みのほかに、かまどでご飯を炊く体験もできるようにしました。この農園が、私のような新規就農者が野菜の勉強をできる受け皿になればいいと思っています。

 −−今度は「ご飯」ですか

 岩田 私には今、多くの農業者の仲間がいます。愛媛に講演に行ったとき、お昼に呼ばれ、たずねていったら土間に通されました。そこで「ご飯は自分でかまどで炊いてくださいね」といわれて、びっくりしました。やってみて、炊きあがると、ご飯のお焦げをちっちゃなおにぎりにして、「はい、お駄賃」って私の手のひらに乗せてくれたんです。これほどのおもてなしを受けたことがないと感動しました。その体験があって、これから食糧事情が大変な時代となるときに、日本のご飯を大切に思ってもらえるようにと始めました。

 −−初めてづくしの新規就農で、事業を広げて挑戦を続けてこられました。ここまで導いたものは何だったのでしょうか

 岩田 嫁ぎ先、京都の織元での生活でしょうか…。義父は終戦後、着物を買ってくれた女性たちがゆっくりと遊べる3万5千坪の美しい庭園をつくり、あっという間に亡くなりました。茶室でお香をたきながら趣向を凝らした建物や庭を眺めては、誇りにしていました。離婚したとき、同じ京都の隅っこであの生活を懐かしんでいては、ダメだと思い大津の山の上まで来たんです。そこには、あの庭を超える自然がありました。大地に命が生まれるこの場所で生きていこうと思えたんでしょうね。

 −−ブルーベリー栽培をきっかけに、新たな生き方や日本の農業を考えることになったのですね

 岩田 農業は食に直接つながり、人の命につながっている。自ら土にはいつくばってみて、生きることの原点にあると実感しました。今は安くて簡単に手に入る輸入食品やインスタント食品があふれています。しかし、私たちの母の時代はどんなに忙しくても、家族のために料理をして食べさせてくれた。「食糧」は生きる糧。おなかがふくれればいいのではなくて、心の糧として愛情を受け取って初めて、安心して生きていけるんです。今は食への感謝が忘れられている時代。私は若い世代に、ここから「ありふれた幸せ」を伝えていきたいと思っているんです。=おわり(聞き手 石川有紀)

                   ◇

 次回は、将棋棋士九段の有吉道夫さんです。

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<馬淵副国交相>整備区間建設中止も…高速道に新たな枠組み(毎日新聞)

 馬淵澄夫副国土交通相は13日、毎日新聞のインタビューに応じ、国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で整備計画区間(9428キロ)に決まりながら建設が凍結されている区間について、「整備計画からの格下げ(建設の中止)もありうる」との考えを示した。格下げは国幹会議の前身である国土開発幹線自動車道建設審議会(国幹審)が始まった1957年以来初めて。高速道路建設のあり方が抜本的に改まることになりそうだ。

 馬淵副国交相は従来の国幹会議を「採算の取れない道路が議論なしにいくらでも建設できてしまう」と批判。一方、今国会に提出中の道路整備事業財政特別措置法改正案が、廃止される国幹会議に代わる枠組みを含んだものであることに触れ、「整備区間のうち、採算の取れる路線は残っていない。(改正案の適用で)整備計画からの除外も可能だ」との考え方を示した。

 国交省は9日、昨年4月の国幹会議で新たに整備区間に決まりながら、政権交代後に凍結していた東京外環道の練馬世田谷間(16キロ)と名古屋環状2号の名古屋西−飛島間(12キロ)の計2区間の新規整備を決め、「高速会社が有料道路として新規整備するのは外環と名古屋2環で最後」と説明した。これについて、馬淵副国交相は「(これ以上)事実上造れないし造らないという宣言だ」と述べた。

 現在凍結されている区間は近畿自動車道大津−城陽間(25キロ)など4路線5区間がある。

 今後の高速道路建設について新政権では、採算が取れる有料道路を道路会社が料金収入で造り、不採算が見込まれる道路については、国費を投入して整備する方針。また、具体的な整備路線の決定については改正案では、国会、第三者機関、地方自治体でチェックする仕組みを取ることになる。【寺田剛】

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<舛添前厚労相>新党に触れず 東国原知事と会談(毎日新聞)

 自民党の舛添要一前厚生労働相は15日、東国原英夫宮崎県知事と国会内で約40分会談し、地方分権などについて意見交換した。新党に関する話題は触れずじまいだったが、執行部を批判しながら東国原氏や橋下徹大阪府知事との連携に動く舛添氏に対し同日、党内で離党要求も公然化した。「新党」カードをちらつかせて存在感を高める舛添氏の戦術は限界に近づきつつある。

 会談は東国原氏が要請して実現した。同氏によると、国から地方への権限・財源移譲のあり方などが主な話題で「新党や離党には一切触れなかった」という。ただ、舛添氏は「解党的出直しが叫ばれて久しいが、なかなか進んでいない」と党への不満も語った。

 東国原氏との会談に先立ち、舛添氏は党本部で行われた全議員懇談会を欠席した。これが引き金となって党内から舛添氏への批判が噴出。山本幸三元副経済産業相は懇談会で「結束を乱すなら除名だ」と語気を強め、後藤田正純元内閣府政務官は会合後、「(党を)出るのなら明日にでも出た方がいい」と突き放した。【木下訓明】

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<弁護士法違反>司法書士ら告発 無資格で法律事務の疑い(毎日新聞)

 テレビCMなどで有名な司法書士事務所「アヴァンス法務事務所」(大阪市中央区)で、消費者金融との過払い金返還交渉などの法律業務を司法書士が受任したように装い、実際には無資格の事務職員が業務をしていた疑いがあるとして、大阪弁護士会は8日、弁護士法違反(非弁活動)容疑で、事務所の運営法人の代表を務める司法書士と事務員ら計5人を大阪府警に告発したことを明らかにした。告発は3月10日付。

 告発されたのは代表のほか、副代表の司法書士と事務職員3人。

 大阪弁護士会によると、同事務所の事務職員3人は07年12月から09年3月、女性2人と男性1人から債務整理の依頼を受け、事務所に所属する司法書士が受任したように装い、複数の消費者金融会社と債務の減額や過払い金の返還の交渉をしたという。示談書の作成もしており、それぞれ約22万〜35万円、計約90万円の報酬を受け取ったとされる。

 同弁護士会は、代表者と副代表の司法書士も関与していたとみて告発対象に含めた。債務整理などの法律業務は弁護士か、認定資格を持つ司法書士しか認められていない。

 告発した3件は、依頼者の親族らが大阪弁護士会に相談したことがきっかけで分かり、弁護士会が調査していた。

 アヴァンス法務事務所の副代表は取材に対し「捜査に差し支えるので、詳しいコメントは控えたい」と話した。【日野行介、苅田伸宏】

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<密約>藤山・マッカーサー討論記録 政府「不公表」答弁書(毎日新聞)

 政府は、1960年の日米安保条約改定時に「核搭載艦船の寄港・通過」の事前協議制を巡って藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日米大使が交わした「討議の記録」(討論記録)を「文書自体は不公表とすることとして両政府の間で作成された合意文書」と位置付ける答弁書を決定した。質問主意書を提出していた共産党の志位和夫委員長が31日、記者会見で明らかにした。

 討論記録には「事前協議は、米艦船の日本領海や港湾への立ち入りに関する現行の手続きに影響を与えるものとは解されない」と記されている。外務省の有識者委員会は討論記録の存在は認めたが、日米間の解釈のずれを理由に密約性は否定した。これに対し、答弁書は藤山外相とマッカーサー大使の「共通の理解を記録するため」と踏み込んだ。

 同党の不破哲三前議長は30日、核持ち込みは「(事前)協議の定式の対象にならない」と米側が藤山外相らに説明したことを示す米公文書を公表した。これを踏まえ、志位氏は「政府は討論記録を密約と認めた。米側の理解こそが日米間の『共通の理解』だった」と指摘した。【中田卓二】

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